肛門の病気は昔から一口に「痔」と言われています。
しかし、肛門の病気は性質、原因がまったく異なった数種の病気を含んでいて、治療法も異なります。
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痔は、肛門部周辺の静脈が圧迫され、血液の流れが滞ること等によって発生(炎症)する、疾患の総称で痔疾(じしつ)ともいいます。
痔は中年以降の男性の病気と思われがちですが、実際には、年齢・性別に関係なく、若者でも女性でもかかる病気です。主な原因は、生活習慣によるもので、野菜不足や栄養過多、長時間のデスクワーク、運動不足、冷房などによる冷え、過度の飲酒、香辛料など刺激物の摂り過ぎなどがあげられます。
予防、再発の防止には生活習慣を見直すことが重要です。ストレスをためないこと、適度な運動、食生活の見直しなどを行うことでほとんどの場合改善されます。
とくに大きな原因となる便秘は、腸の機能がおとろえて、排泄物が体内に長くとどまっている状態です。腸内には毒素が充満して、肌荒れ、肩こり、頭痛、疲労などの不快な症状をも招きます。また、痔のみならず、大腸がんの原因にもなります。食物繊維を多く摂り、便秘、硬便を予防しましょう。